70歳近くになって求人を見ていると、シニア向けの仕事はそれほど多くありません。
私が見ていた求人では、マンション管理人か、デイサービスの送迎運転手くらい。
正直、
「自分もここまで来たか……」
と、少しガッカリしたのを覚えています。
当時の私は、マンション管理人という仕事をまったく知りませんでした。
「管理人室に座って、一日中のんびりしているような仕事なんだろうな」
そんな軽い気持ちで、家の近くで募集していたマンション管理人に応募しました。
そして迎えた面接当日。
まさか、あんな格好で面接に行くことになるとは……。
70歳近くになるとシニア向けの求人は限られている
マンション管理人か送迎運転手くらい
年齢が70歳近くなってから仕事を探すと、現実はなかなか厳しいものがあります。
求人サイトを見ても、シニア向けの仕事は限られています。
私が目にしたのは、マンション管理人やデイサービスの送迎運転手など。
「もう若い人と同じような仕事を探すのは難しいんだな」
と感じました。
当時はマンション管理人の仕事を知らなかった
マンション管理人という仕事について、当時の私はほとんど知識がありませんでした。
頭の中にあったのは、
「管理人室に座って、住民から何か言われたら対応する仕事かな?」
くらい。
まさか、ゴミ出しや清掃、建物の巡回など、意外と体を動かす仕事だとは思っていませんでした。
軽い気持ちでマンション管理人に応募
家の近くで求人を発見
ある日、家の近くのマンションで管理人の求人を見つけました。
「家から近いし、やってみるか」
そんな軽い気持ちで応募しました。
そして、面接の日を迎えます。
妻から「面接だからスーツで行きなさい!」
面接当日、妻から一言。
「面接だから、スーツで行きなさい‼️」
もちろん、言われた通りにしました。
ただし……。
ここからが問題です。
マンション管理人の面接にアルマーニで登場
私の「勝負服」はアルマーニ
私が取り出した勝負服は、なんとアルマーニのスーツ。
さらにネクタイもアルマーニ。
靴もアルマーニ。
そしてロングコートまでアルマーニ。
今思えば、勘違いも甚だしい(笑)。
気合いだけは一流でした。
面接会場に着いて「あれ?」
面接会場は、20坪くらいの小さなオフィス。
そこには作業服姿の社員さんが数人。
その瞬間、
「あれ?」
と思いました。
もしかして、場違い?
面接官も「この人は何者?」と思ったかもしれない
面接をしてくれた女性も、心の中では、
「この人……ホテルの支配人の面接と間違えて来たのかな?」
あるいは、
「マンション管理人ではなく、マンションを買いに来たのかな?」
と思っていたかもしれません(笑)😂
もちろん、これは私の勝手な想像です。
でも、あの場の雰囲気を思い出すと、今でも笑ってしまいます。
結果は見事に「不採用」
アルマーニだけは一流だった
そして結果は……。
見事に「不採用」。
今思えば、当然だったのかもしれません。
マンション管理人の仕事について何も知らない。
仕事内容もよく分かっていない。
そのうえ、全身アルマーニ。
仕事のことは何も分からないのに、アルマーニだけは一流。
これでは採用されなくても仕方ありません(笑)。
今なら笑って話せる失敗談
当時は不採用だったので、もちろんガッカリしました。
でも、今となっては笑って話せる思い出です。
そして、その後、別の会社でマンション管理人として採用されることになりました。
今の会社の面接には「普段着」で行きました
仕事を知ってから面接を受けた
今の会社に応募したときは、マンション管理人の仕事内容もある程度分かっていました。
そして、面接のときに選んだ服装は……。
なんと「普段着」。
前回とは大違いです(笑)。
気合いよりも大切なのは仕事内容を知ること
今になって思うのは、面接では服装だけでなく、その仕事をどれだけ理解しているかが大切だということ。
私の場合、最初の面接では「管理人」という仕事を甘く考えていました。
実際に働いてみると、ゴミ出し、清掃、巡回、住民対応など、いろいろな仕事があります。
70歳近くから始めたマンション管理人
最初は、
「自分もここまで来たか……」
と少し落ち込んだシニアの仕事探し。
ところが、実際にマンション管理人として働いてみると、思っていたより悪くありませんでした。
午前中で仕事が終わる日もあり、午後は自分の時間。
年金を受け取りながら、無理のない範囲で働く。
今では、マンション管理人という仕事を選んで良かったと思っています。
そして何より、今なら面接にアルマーニでは行きません。
普段着で十分です(笑)。
あの頃の自分に会えるなら、
「アルマーニより、まず仕事内容を調べろ!」
と、言ってやりたい。



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