「どうして管理人の仕事を始めたんですか?」
たまに、そんな質問をされることがあります。
理由はいくつかあります。
でも、一番大きかったのは、毎朝目を覚ましてから「行くところ」があることでした。
「行ってきます」
この何気ない一言が、シニアになった私には思った以上に大きかったんです。
シニアにとって「毎日行くところ」がある意味
「行ってきます」と言えることが心地いい
朝起きて、
「今日はどこへ行こう?」
ではなく、
「今日は仕事に行く」
という場所がある。
これって、案外大切なことだと思います。
「行ってきます」と家を出て、
仕事が終われば「ただいま」と帰ってくる。
当たり前のような生活ですが、私にとっては、とても心地いいものになりました。
小さな責任があることも大切
マンション管理の仕事には、もちろん責任があります。
私が行かなければ、困る人もいます。
ゴミの確認をしたり、共用部分を見たり、住人さんからの問い合わせに対応したり。
大きな仕事ではないかもしれません。
でも、
「今日も自分が必要とされている」
そう感じられることがあります。
これが、シニアになった私には結構うれしいんです。
毎日の「おはようございます」が楽しい
管理人の仕事を始めて、もう一つ変わったことがあります。
それは、人と話す機会が増えたことです。
「おはようございます😃」
「行ってらっしゃい」
「今日も暑い🥵ですね」
「熱中症に気をつけてくださいね!」
こんな何気ない会話です。
多くの人にとっては、当たり前の日常かもしれません。
でも、私にとっては、そうではありませんでした。
管理人になる前の私は、10年間ほとんど人と話さない生活
実は、管理人になる前の約10年間、私は専業トレーダーのような生活をしていました。
朝起きたらパソコンのスイッチを入れる。
そして、
チャート📈📊💹とにらめっこ。
相場が動けば売買する。
そんな毎日です。
一週間、ほとんど誰とも話さないことも
ひどい時には、一週間ほとんど誰とも話さないこともありました。
もちろん、トレード自体が悪いわけではありません。
自分で時間を自由に使えるというメリットもあります。
ただ、私の場合は、人との接点がどんどん少なくなっていきました。
そして相場で負けた日は……
機嫌が悪い😠
悪い😠
(笑)
今振り返ると、心にも体にも、あまり良くない生活だったのかもしれません。
心房細動の手術が、私の転機になった
そんな私が外へ出る仕事を選ぶきっかけになったのが、心房細動の手術でした。
手術を受けて、元気になった。
そのとき、ふと思ったんです。
「せっかく治してもらったんだから、家に閉じこもっているのはもったいない」
だったら、外へ出よう。
人と会おう。
そして、誰かの役に立つ仕事をしてみよう。
そう考えるようになりました。
「誰かの役に立ちながら、自分も元気でいる」
管理人の仕事を始めてみると、意外と自分に合っていました。
住人さんに挨拶をする。
建物をきれいにする。
困っている人がいれば対応する。
そして、マンションからマンションへ移動する。
じっとパソコンの前に座っている生活から、外へ出る生活に変わりました。
もちろん、仕事ですから、やるべきことはきちんとやります。
でも、必要以上に気負わない。
無理をしない。
人と話す。
少し体を動かす。
そして、誰かのお役に立つ。
これが今の私には、ちょうどいいんです。
私にとって管理人は「楽しい散歩仕事」
以前の記事でも書きましたが、妻から見ると、私の仕事は「散歩」に見えるらしいんです。
「今日はどこまで散歩🚶?」
「散歩に行ってらっしゃい!」
なんて言われます(笑)。
でも、これが案外、今の私にはぴったりなのかもしれません。
もちろん、マンション管理は遊びではありません。
仕事です。
でも、
仕事をしながら外に出る。
人と話す。
誰かの役に立つ。
そして自分も元気でいる。
そんな働き方があってもいいと思っています。
まとめ|シニアの仕事は「役に立ちながら、自分も元気になる」
私が管理人の仕事を始めた理由は、単純に「お金のため」だけではありません。
毎日、行くところがある。
「行ってきます」と言える。
誰かと挨拶をする。
そして、自分が行くことで誰かの役に立つ。
そんな小さな積み重ねが、シニアの毎日には意外と大切なのだと思います。
「人生最後の恩返し」というほど大げさなものではありません。
でも、誰かのお役に立ちながら、自分も元気でいられる。
私にとって管理人の仕事は、そんな仕事です。
今日も私は、
「行ってきます!」
と家を出ます。
散歩🚶♀️……
いや、マンション管理に行ってきます🤣


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