マンション管理人の新人指導2日目、掃除より大切だと感じたこと。

シニアの働き方

マンション管理人の仕事と聞くと、「掃除が大変そう」と思う人も多いのではないでしょうか。

私も現在、マンション管理人として新人さんの指導をしています。

指導2日目となった今日は、改めて感じたことがあります。

それは、マンション管理人の仕事では、清掃の技術以上に大切なことがあるということです。

マンション管理人の新人指導、実は掃除を教えることはそれほど多くない

長年家庭で掃除をしていれば基本的なことはできる

今回の新人管理人さんは、これまで長年、ご自宅で掃除をしてきた方です。

そのため、掃除そのものについては、特別難しいことを教える必要はありませんでした。

「ここは拭き掃除をしてください」

「この場所も汚れやすいので、きれいにしておきましょう」

といった、マンションならではの清掃ポイントを教えるくらいです。

家庭で毎日掃除をしてきた人なら、基本的な掃除の経験は、そのまま管理人の仕事にも生かせます。

モップがけは「力」より「やり方」が大切

ただ、モップがけについては少し注意しました。

新人さんは、どうしても最初はモップを一生懸命動かそうとして、腰が曲がってしまいます。

そこで、

「そのやり方だと、一週間くらいで腰が痛くなりますよ」

と伝え、腰に負担をかけにくいモップの動かし方を教えました。

マンション管理人の仕事は、毎日続ける仕事です。

その場ではきれいに掃除できても、体を痛めてしまっては長く続きません。

掃除は「頑張る」よりも、「無理なく続ける」ことが大切です。

マンション管理人は清掃だけが仕事ではない

私が新人さんに一番大切だと思っていること

清掃については、何日か仕事をすれば自然と覚えていきます。

それよりも、私が大切だと思っているのが、住人さんとの挨拶です。

マンション管理人は、毎日いろいろな住人さんと顔を合わせます。

「おはようございます」

「こんにちは」

「いってらっしゃい」

そんな短い挨拶でも、管理人と住人さんとの関係をつくる大切なコミュニケーションになります。

「感じのいい管理人」はマンションの雰囲気を変える

管理人の仕事は、清掃だけをしていればいいわけではありません。

住人さんから声をかけられたときに、きちんと対応する。

こちらからも自然に挨拶をする。

困っている人がいれば、できる範囲で対応する。

こうした日々の積み重ねが、管理人として大切なのだと思います。

新人管理人さんに2日間働いてみた感想を聞いてみた

「自宅から近いし、4時間もちょうどいい」

指導2日目が終わったところで、新人さんに聞いてみました。

「2日経ってみて、どうですか?」

すると、

「自宅から近いし、4時間もちょうどいいです」

とのこと。

この言葉を聞いて、私は少し安心しました。

定年後の仕事は「無理なく続けられるか」が重要

特にシニア世代が定年後の仕事を探す場合、給料だけで仕事を選ぶと、長く続けるのが難しくなることがあります。

自宅から近い。

勤務時間が長すぎない。

体力的に無理がない。

人間関係がそれほど難しくない。

こうした条件も、仕事を続けるうえでは大切です。

今回の新人さんの場合は、「自宅から近い」「1日4時間」という条件が、本人の生活にちょうど合っているようです。

マンション管理人の仕事を探すなら、条件から選んでみる

マンション管理人の仕事に興味がある人は、求人を探すときに、給料だけを見るのではなく、

  • 自宅からの距離
  • 1日の勤務時間
  • 週何日働くのか
  • 清掃の負担
  • 一人勤務なのか
  • 年齢条件

なども確認しておくといいと思います。

特に定年後の仕事なら、「いくら稼げるか」だけではなく、「無理なく続けられるか」という視点が大切です。

求人サイトにはマンション管理人や清掃、施設管理など、シニアでも応募しやすい仕事が掲載されています。

自分の希望する勤務時間や勤務地から探してみるのも、一つの方法です。

新人管理人さんを指導して感じた、マンション管理人に必要なこと

マンション管理人の仕事は、特別な資格や高度な技術がなければできない仕事ではありません。

もちろん、マンションごとのルールや設備、清掃方法など、覚えることはあります。

しかし、今回の新人さんを指導していて感じたのは、それ以上に、

「人と気持ちよく接すること」

が大切なのではないかということです。

掃除は経験を積めば上達します。

モップの使い方も、仕事をしていれば慣れてきます。

でも、住人さんへの挨拶や感じの良い対応は、管理人として毎日意識しておきたい部分です。

新人さんには、まず無理をせず、少しずつマンションの仕事に慣れていってもらえればと思っています。

まとめ

新人管理人さんの指導2日目。

清掃については、長年家庭で掃除をしてきた人なら、基本的なことはそれほど難しくありません。

むしろ大切なのは、腰を痛めない清掃方法を覚えることと、住人さんへの挨拶です。

そして今回、

「自宅から近いし、4時間もちょうどいい」

という言葉を聞いて、定年後の仕事は、無理なく生活に組み込めることが大切なのだと、改めて感じました。

マンション管理人は、派手な仕事ではありません。

でも、自分の生活に合わせて無理なく働きたいシニアにとっては、意外と相性のいい仕事なのかもしれません。

「定年後も少し働きたい」

「週に数日だけ働きたい」

「自宅の近くで働きたい」

そんな人は、マンション管理人の求人を一度探してみるのもいいと思います。