腹部大動脈瘤の手術も無事に終わり、退院
「これで一安心」と思っていた
腹部大動脈瘤の手術も無事に終わり、私は退院しました。
「これで一安心……」
正直、そう思っていました。
大きな手術を終えたのだから、これでしばらくは病院とは縁がないだろう。
そんな気持ちでした。
そもそも腹部大動脈瘤とは?
ここで、私が経験した腹部大動脈瘤について少し説明します。
腹部大動脈瘤とは、腹部を通る大動脈の一部が、風船のように膨らんでしまう病気です。
大きくなるほど破裂するリスクが高くなるため、サイズなどを考慮して治療が検討されます。
私の場合、見つかったときの大きさは、なんと8.5センチでした。
先生から「すぐに手術しましょう」と言われたのも、今なら納得できます。
8.5センチだった私が、退院後に始めたこと
ところが、退院すると私はすっかり元気になった気分になっていました。
そして、何をしたかというと……。
筋トレです!
「これでまたガンガン鍛えられる!」
そんな気持ちになっていました。
今考えると、かなり危ない考え方です。
「自殺行為だったな……」
と、今なら思います。
退院後、循環器内科で新たな病気が見つかった
心電図モニターのアラートがきっかけだった
実は、入院中に何度も看護師さんが私のところへ飛んできました。
「管理人さん、大丈夫ですか?」
原因は、心電図モニターのアラート。
私自身は胸が苦しいわけでも、息が苦しいわけでもありませんでした。
それでも、モニターは何度も異常を知らせていました。
「心房細動」という心臓の病気だった
そして退院後、循環器内科を受診しました。
そこで告げられたのが、
「心房細動」
でした。
心臓のリズムが不規則になる不整脈の一つです。
「えっ……?」
腹部大動脈瘤の手術を終えて、ようやく一安心したと思ったところでした。
まさか、入院中の心電図モニターのアラートが、次の病気を見つけるきっかけになるとは思ってもいませんでした。
腹部大動脈瘤の次は、心房細動と向き合うことに
まさか、また病院通いになるとは
腹部大動脈瘤の手術が終わったと思ったら、今度は心房細動。
「次から次へと出てくるな……」
そんな気持ちでした。
ここから私は、心房細動の治療にも向き合っていくことになります。
でも、その前に――。
どうしても片付けておきたいことがあった
実は、まだ一つ残っていました。
いや、一つどころか、最初から残っていたものです。
そうです。
「○○玉が痛いんです」
すっかり忘れていました。
私が最初にクリニックを受診するきっかけになった、あの鼠蹊ヘルニアです。
忘れていた「鼠蹊ヘルニア」の手術をすることに
すべての始まりだった鼠蹊ヘルニア
考えてみれば、すべての始まりは鼠蹊ヘルニアでした。
鼠蹊ヘルニアの相談に行ったことで、腹部大動脈瘤が見つかりました。
その入院中には心電図モニターの異常が見つかり、退院後には心房細動が判明しました。
そして今度は、最初の目的だった鼠蹊ヘルニアを片付ける番です。
「もう手術は怖くありません」
私は、先に鼠蹊ヘルニアの手術をすることにしました。
この時の私には、以前とは少し違った感覚がありました。
腹部大動脈瘤で8時間の手術を経験しています。
だから、
「もう手術は怖くありません!」
それよりも、私が気になっていたのは……。
また4人部屋?運命の分かれ道がやってきた
窓側か?それともトイレ側か?
そうです。
またしても、4人部屋のベッドの位置です。
「窓側か?」
それとも、
「トイレ側か?」
まさか、ここを気にするようになるとは思いませんでした。
結果は、またまた窓側!
そして、ベッドの位置は……。
「窓側でした!」
「ヤッターーー!」
思わず、そんな気分です。
東京タワーが見えるかどうかはさておき、私はまた窓側を引き当てました。
「ベッド運だけはいい!」
大きな病気や手術には次々と遭遇するのに、なぜかベッドの位置だけは運がいい。
こうして私は、鼠蹊ヘルニアの手術にも向き合うことになりました。


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