マンション管理人はきつい?現役管理人が感じる「大変さ」と「働きやすさ」

シニアの働き方

ネットで「マンション管理人」と検索すると、

「きつい」

「大変」

「ゴミが汚い」

「住人からのクレームが大変」

そんな書き込みを見かけることがあります。

確かに、マンション管理人も仕事です。

大変なことがまったくないわけではありません。

ただ、現役のマンション管理人として働いている私は、少し違う見方をしています。

私は、マンション管理人の仕事が大変かどうかは、仕事そのものよりも、まず「自分がどう働きたいのか」で決まるのではないかと思っています。

マンション管理人は本当にきつい?まず「自分がどう働きたいか」を考える

午前中だけ働きたいのか、フルタイムで働きたいのか

マンション管理人の仕事を考える前に、まず考えてほしいことがあります。

それは、

「自分は、どんな働き方をしたいのか?」

ということです。

例えば、

  • 午前中だけ働きたい
  • フルタイムでしっかり働きたい
  • 一つのマンションに固定されたい
  • いろいろなマンションを回りたい

人によって、希望する働き方は違います。

午前中で終わる仕事なら、

「楽でいい。午後を自由に使える」

と思う人もいるでしょう。

一方で、

「午後が暇になるから嫌だ」

と思う人もいます。

どちらが正解という話ではありません。

一つのマンションが好きな人、代行が好きな人

一つのマンションに固定されて働くほうが、

「毎日同じ場所だから安心」

という人もいます。

逆に、

「毎日同じ場所では飽きてしまう」

「いろいろなマンションを見てみたい」

という人もいるでしょう。

私は現在、代行でいろいろなマンションへ行っています。

マンションによって住人さんも違えば、建物の雰囲気も違います。

それが面白いんです。

だから、私の場合は「いろいろなマンションを回る働き方」が合っています。

仕事を選ぶ前に、自分がどんな働き方をしたいのか。

ここを考えることが大切だと思います。

どんな仕事でも、不満を言えばキリがない

「暑い・寒い・忙しい・給料が安い」はマンション管理人だけではない

どんな仕事でも、不平不満を言い出せばキリがありません。

「暑い」

「寒い」

「忙しい」

「給料が安い」

「人間関係が嫌だ」

「もっと楽な仕事がいい」

これはマンション管理人に限った話ではありません。

だったら、一度ほかの仕事と比べてみればいい。

私は、マンション管理人の仕事を考えるとき、交通警備員の仕事と比べることがあります。

交通警備員と比べてみると

交通警備員の仕事は、一日中、炎天下の中に立っていることがあります。

雨の日もあります。

寒い日もあります。

それでも道路に立って、交通を誘導する。

もちろん、交通警備員には交通警備員の良さがあります。

その仕事を否定するつもりはありません。

ただ、

「自分がやるなら、マンション管理人のほうが楽だな」

私はそう思います。

マンション管理人の仕事が「楽だ」と感じる理由

管理人室がある

マンション管理人には、管理人室があります。

ずっと屋外に立ち続ける仕事ではありません。

もちろん、ゴミ出しや清掃などで外に出ることはあります。

それでも、暑い日や寒い日に一日中外に立っている仕事と比べれば、体への負担は違います。

自分のペースで仕事を進められる

マンション管理人の仕事には、決められた業務があります。

ゴミ出し、清掃、巡回、点検、住人さんへの対応などです。

ただ、その日の仕事をどういう順番で進めるかは、ある程度自分で考えられます。

私はここも、マンション管理人の仕事の良さだと思っています。

「今日はこの仕事を先にやろう」

「ここまで終わったら、次はこれをやろう」

と、自分でペースを作ることができます。

「ゴミが汚い」は本当?実際の仕事はイメージと少し違う

ゴミの中に手や顔を突っ込む仕事ではない

マンション管理人というと、

「ゴミの中に手を突っ込んでいる」

「ゴミ袋の中を一つ一つ確認している」

そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。

でも、実際は少し違います。

管理人さんがいるマンションでは、基本的にゴミの分別がされています。

もちろん、ゴミ袋を触ることはあります。

しかし、

ゴミ袋の中に手や顔を突っ込むような仕事ではありません。

もちろん、分別されていないゴミがあれば対応することもあります。

ただ、ネットで見るイメージと、実際の現場には違いがあります。

重い物を持つ仕事も、それほど多くない

「マンション管理人は重いゴミを毎日運ぶから腰を痛めそう」

そんなイメージを持つ人もいるでしょう。

私自身の経験では、腰を痛めるような重い物を頻繁に持つ仕事ではありません。

ここも、外から見るイメージと実際に働いてみたときの違いだと思います。

シニアにとって大切なのは「自分の体調に合わせて働けるか」

今日は元気、今日はちょっと疲れている

シニアになると、毎日同じ体調ではありません。

今日は体調がいい。

今日はちょっと疲れている。

そんな日もあります。

だからこそ、私は、

「自分のペースで働けること」

が大切だと思っています。

もちろん、仕事ですから、

「今日は疲れたから休みます」

と勝手に休むわけにはいきません。

休まず、穴を空けず、住人さんからクレームをもらわない。

まず、ここを守る。

そのうえで、自分の体調に合わせて仕事のペースを考える。

私は、この働き方が気に入っています。

「掃除が大変」というけれど、掃除はやろうと思えばキリがない

管理人はプロの清掃業者ではない

マンション管理人の仕事で、もう一つよく出てくるのが「掃除」です。

これも、考え方次第だと思います。

掃除というのは、

やろうと思えばキリがありません。

床を見れば、もっときれいにできる。

窓を見れば、もっと磨ける。

隅を見れば、もっと掃除できる。

でも、私はプロの掃除屋ではありません。

もちろん、やるべきところはやります。

ただ、

「自分はプロの清掃業者ではない」

そう考えています。

決められた仕事をきちんとやる。

それ以上をどこまでやるかは、自分の体力とのバランスも大切です。

「住人同士のトラブル」はどうする?

管理人がすべて解決する仕事ではない

マンション管理人について調べると、

「住人同士のトラブルが大変」

という話も出てきます。

確かに、住人同士のトラブルに関わる場面はあります。

しかし、ここも大切なのは、

管理人がすべてを解決しなければいけないわけではない

ということです。

管理人として対応できることと、管理会社や専門部署に相談すべきことがあります。

例えば、住人同士の個人的な問題まで、管理人が間に入って解決する必要はありません。

無理に自分だけで抱え込まない。

これも、マンション管理人として働くうえで大切なことだと思っています。

マンション管理人に向いている人はどんな人?

「楽な仕事」を探すより「自分に合う仕事」を探す

私は、

「マンション管理人は楽な仕事ですよ」

と言いたいわけではありません。

仕事ですから、大変なことはあります。

ただ、

「自分に合った働き方ができるか」

という視点で考えてほしいと思っています。

例えば、

  • シニアになっても無理なく働きたい
  • 午前中だけ働きたい
  • 人と適度に接する仕事がしたい
  • 一人で自分のペースを作って働きたい
  • 体力的に屋外で立ち続ける仕事は避けたい
  • 定年後も少し収入を得たい

こんな人なら、マンション管理人という仕事を一度検討してみてもいいと思います。

まとめ|マンション管理人がきついかどうかは「自分との相性」も大きい

マンション管理人について検索すると、

「きつい」

「大変」

「ゴミが汚い」

「住人からのクレームが大変」

という情報が出てきます。

もちろん、そう感じる人もいるでしょう。

でも、現役管理人として働いている私が感じるのは、

マンション管理人が大変かどうかは、仕事そのものだけではなく、自分がどんな働き方をしたいのかによっても変わる

ということです。

午前中だけ働きたいのか。

フルタイムで働きたいのか。

一つのマンションに固定されたいのか。

いろいろなマンションを回りたいのか。

まずはそこから考えてみる。

そして、ほかの仕事とも比べてみる。

そのうえで「自分にはマンション管理人が合っている」と思えば、選択肢の一つにしてみればいい。

少なくとも私は、現在マンション管理人として働きながら、

「この仕事、思っていたより悪くないな」

と感じています。

定年後の仕事を探しているシニアの方に、私の実体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

【匠本舗】どんどん売れる<料亭おせち>

コメント