マンション管理人は人間関係が楽?現役管理人が感じる会社員との違い。

シニアの働き方

マンション管理人についてネットで調べていると、

マンション管理人についてネットで調べていると、

「住人同士のトラブルが大変」

「住人からのクレームが大変」

という話をよく見かけます。

確かに、マンションですから、いろいろなことが起こります。

でも、現役のマンション管理人として働いている私からすると、少し違う見方があります。

実はマンション管理人の仕事には、会社員時代とはかなり違うところがあります。

その一つが、

「人間関係のしがらみが少ない」

ということです。

住人同士のトラブルは、管理人が解決するの?

管理人にはトラブルを解決する権限がない

これもネットではよく見かける話です。

「住人同士のトラブルが大変!」

「住人からクレームを言われる!」

でも、私たち管理人には、基本的に何ら権限もありません。

住人同士のトラブルを、管理人が裁判官のように判断するわけでもありません。

では、どうするのか。

フロントに伝えます。

これで終わりです。

もちろん、状況を確認したり、必要な報告をしたりすることはあります。

でも、管理人がすべてを解決しようとする必要はありません。

管理人が抱え込まないことが大切

マンション管理人を長く続けるうえで、私はここが大事だと思っています。

「自分が何とかしなければ」

と考えてしまうと、どんどん仕事を抱え込んでしまいます。

管理人には管理人の役割があります。

それを超える問題は、会社の担当者である「フロント」に伝える。

必要なところでバトンタッチする。

これでいいんです。

管理人には上司も部下もいない?

現場では基本的に一人で仕事をする

マンション管理人の現場には、基本的に上司も部下もいません。

もちろん会社には上司がいます。

でも、毎日その上司と顔を合わせながら仕事をするわけではありません。

現場では、自分が担当するマンションで、自分の仕事を進めます。

会社への連絡や報告も、よほどのことがない限り頻繁にあるわけではありません。

これが、会社員時代とは大きく違うところです。

部下に指示を出す必要もない

当然ですが、部下もいません。

「今日はこれをやって」

「明日はこれをやって」

と、誰かに指示を出す必要もありません。

そして……

ゴマをする相手もいませ~~ん(笑)。

これ、会社員を長くやってきた人なら、ちょっと分かってもらえるのではないでしょうか。

会社員のように「評価」を気にしなくてもいい

頑張ったからといって時給が上がる仕事ではない

マンション管理人は、頑張ったからといって、すぐに時給が上がる仕事ではありません。

営業職のように、

「今月は誰よりも売上を上げた!」

「会社で一番の成績だった!」

という競争も基本的にはありません。

だから私は、

「自分の仕事をきちんとやれば、それでいい」

と思っています。

休まず、穴を開けず、住人さんからクレームをもらわない。

まず、これで十分ではないでしょうか。

会社員時代のような競争がない

会社員時代は、どうしても周囲との比較があります。

誰が仕事ができる。

誰が出世した。

誰が評価された。

誰の給料が上がった。

そんな競争から離れられるのも、定年後にマンション管理人として働くメリットの一つだと思います。

「人より上に行かなければ」

と頑張る必要がありません。

自分の仕事をきちんとやる。

それだけです。

マンション管理人は休みを取りやすい?

自分が休んでも現場が止まらない

これも、マンション管理人の仕事の良いところだと思っています。

管理人が休む場合には、基本的に代行の人が入ります。

つまり、

「自分が休んだら現場が止まってしまう」

ということがありません。

会社員時代なら、

「自分が休んだら、誰かに仕事を引き継がなければ」

と考えることもあります。

でも、管理人の場合は、代行という仕組みがあります。

そのため、比較的休みを取りやすい仕事だと思います。

会社にとっても管理人は大切な存在

もちろん、会社としても、現場を知っている管理人さんが辞めてしまえば困ります。

長く働いている管理人さんには、そのマンションのことをよく知っているという強みがあります。

住人さんとの関係もあります。

建物のことも分かっています。

だからこそ、会社としても長く働いてもらえる管理人さんは大切な存在なのだと思います。

13年続けているベテラン管理人さんの名言

「管理人の仕事は、真面目にとらえないこと」

私の知っている管理人さんに、13年もこの仕事を続けているベテランのおばちゃんがいます。

その方が以前、こんなことを言っていました。

「管理人の仕事は、真面目にとらえないこと」

「なるほど!」

私は思わず納得してしまいました。

もちろん、

「仕事を適当にやれ」

という意味ではありません。

やるべきことは、きちんとやる

やるべき仕事は、きちんとやる。

休まず、穴を開けず、住人さんからクレームをもらわない。

そこは大切です。

そのうえで、

必要以上に仕事を抱え込まない。

これが、13年続けているベテラン管理人さんの言いたかったことなのだと思います。

仕事を真面目にやることと、仕事を必要以上に背負い込むことは、別の話です。

マンション管理人は「自分に合う物件」が大切

同じ管理人でも、物件によって働きやすさは違う

私は、マンション管理人の仕事を考えるうえで、

「どのマンションを担当するか」

も非常に大切だと思っています。

同じマンション管理人でも、

住人さんの雰囲気。

建物の大きさ。

清掃範囲。

管理会社の体制。

管理人室の環境。

仕事量。

これらによって、働きやすさは変わります。

だからこそ、

「マンション管理人という仕事はきつい」

と一括りにはできないと思うのです。

自分に合った物件に入ると、辞めない

私が感じているのは、

マンション管理人は、自分に合った物件に入ると長く続けやすい仕事だ

ということです。

逆に、自分に合わない物件に入ってしまえば、

「こんなはずじゃなかった」

となるかもしれません。

だから、最初の入口が大事なんです。

まとめ|マンション管理人は「頑張りすぎない」ことも大切

マンション管理人には、住人同士のトラブルやクレームなど、大変なこともあります。

でも、すべてを管理人が解決する必要はありません。

必要なことはフロントに伝える。

現場では基本的に自分で仕事を進める。

上司の顔色を毎日うかがう必要もない。

部下に指示を出す必要もない。

会社員時代のように、誰かと競争する必要もありません。

休みを取るときには代行の人が入るので、自分が休んでも現場が止まるわけでもありません。

そして、13年続けているベテラン管理人さんの言葉。

「管理人の仕事は、真面目にとらえないこと」

これ、私はかなり大事な言葉だと思っています。

やるべきことは、きちんとやる。

でも、必要以上に抱え込まない。

そして何より、

自分に合った物件を選ぶ。

マンション管理人を長く続けるなら、最初の入口が大切です。

仕事そのものよりも、

「自分に合った働き方」と「自分に合った物件」

これを見つけることが、長く続けるコツなのかもしれません。

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